干物の美味しい焼き方
干物の保存方法は「冷凍」です。焼くときは解凍せずに凍ったままで焼くことをお勧めします。
解凍状態が悪いとドリップ(旨味成分)が出てしまいます。ポイントは火加減を弱めにして、じっくり焼くこと。
そして、魚を焼く前に調理器具を良く熱しておきましょう。干物の大きさ、身の厚さなどで焼き時間は異なってきます。
焼き方を参考に美味しくお召し上がりください。
・もっと美味しい干物を食べたいけど、
・たまにはちょっと贅沢して美味しい干物を食べたい
・家でも簡単に干物を美味しく食べたい
以上のような方に、浜の匠が仕上げた佐伯屋の美味しい干物を紹介します。
浜田港に水揚げされた鮮魚を、添加物は⼀切使⽤せず、
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グリルを使って焼く
- ・脂の多いのどぐろを焼くには向いていますが、身が薄く、脂が少ないかれいを焼くとパサパサしてしまうことがあります。
- ・味醂干しは うっかり焦がしてしまうことがあるので、弱火で注意して焼くことが必要です。
- ・グリルは手前の火力が弱いので、生焼けにならないように頭の方を奥へ向けて並べるのがコツです。
- ・網の上で焼くため余分な脂を落とせますが、脂と一緒に旨味成分も逃げてしまうので、焼き過ぎには注意です。
【片面焼きグリルの場合】
- ①グリルの網にサラダ油または酢を塗る。(皮や身が網にくっつきにくくなります)
- ②中火で2~3分ほど熱しておく。
- ③身を上にして中火で約5~7分焼きます。
- ④焼き色が付いたら裏返して皮面を焼きます。(中火から弱火、加減を見ながら)
- ⑤皮面に少し焦げ色が付いたら出来上がり。
【両面焼きグリルの場合】
- ①グリルの網にサラダ油または酢を塗る。(皮や身が網にくっつきにくくなります)
- ②中火で2~3分ほど熱しておく。
- ③皮面を上にして中火で約5~7分焼きます。
- ④皮面に焦げ色が付いてきたら、上火・下火を弱火に調整して3~5分焼いて出来上がり。
フライパンを使って焼く
- ・しっかり味付けされている味醂干しは、フライパンに魚焼き専用シートを敷き、弱火でゆっくり焼くことをお勧めします。
- ・身が薄く、脂が少ないかれい等を焼くのも向いています。(程よい水分を含んだふっくらとした焼き上がりになります。)
- ・グリルとは違い、後片付けが簡単です。
- ・魚焼き用専用シートを使うとフライパンにこびりつくことなく、焦げ目も付いて美味しく焼けます。
- ①フライパンに、クッキングシートや専用のホイルシートを敷く。
- ②フライパンを中火で熱する。
- ③皮面を下にして中火で6~7分ほど焼きます。
- ④皮に焦げ目が付き、腹身が白くなれば裏返す。
- ⑤中火で2~5分ほど焼いて腹身に焦げ目が付けば出来上がり。
オーブンを使って焼く
- ・脂の多いのどぐろや、脂の少ないかれいでも美味しく焼くことが出来ます。味醂干しには向いていません。
- ・時間や温度を正確に調節出来るので、焼き上がりにムラが出ません。
- ・180℃~200℃の温度範囲にすれば、丁度良い焼き加減になるでしょう。
- ・簡単に焼くことが出来、片付けも簡単です。
- ①オーブンの温度を180℃で予熱する。(予熱機能がない場合は2~3分過熱する。)
- ②クッキングシートや専用のホイルシートを敷き、干物を並べる。
- ③身を上にして約10分焼きます。
- ④焦げ目を確認したら裏返して約5分焼きます。
- ⑤皮に焦げ目が付いたらオーブンを止める。
- ⑥予熱で5分ほど過熱したら出来上がり。
調理時間や温度はあくまでも参考です。時々、様子を見ながら自分好みの焼き色にしてくださいね。
干物は時短料理に向いた万能な保存食材です。
佐伯屋で紹介しているレシピを参考に、魚料理を楽しんで頂けますように。